今回は工学院大学 新宿・八王子キャンパスをご紹介します。
工学院大学は東京都新宿区と八王子市にキャンパスを構える理工系大学です。
ちなみに名前が似ている日本工学院とは全く関係ありません。
日本工学院の系列は東京工科大学です!
もしかしたら
工学院大学 = 日本工学院の系列
と誤解している方もいらっしゃるのではないでしょうか?
さらには日本工学院にも八王子キャンパスが存在し、紛らわしさに拍車をかけています。
そんな工学院大学は四工大 (芝浦工業・東京都市・東京電機・工学院) と呼ばれる、理工系大学群に属しており、ランクは
四工大で芝浦工業が頭一つ抜けていますが、それ以外はほぼ横並びです。
関関同立 (関西・関西学院・同志社・立命館 ) で同志社が頭一つ抜けていますが、それ以外はほぼ横並びなのと一緒です!
新宿キャンパスの概要
所在地 東京都新宿区西新宿
学生数 約6,100名 (男女比 8 : 2)
校地面積 約*6,400㎡
交通アクセス
JR・京王線・小田急線・地下鉄各線「新宿」駅 徒歩5分
都営大江戸線「都庁前」駅 徒歩3分
西武新宿線「西武新宿」駅 徒歩10分
2025年度 学費 | ||
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学部 | 1年次 | 2,3,4年次 |
先進工 | 1,751,160 | 1,510,500〜1,600,500 |
工 建築 情報 | 1,731,160 | 1,490,500〜1,580,500 |
全学部 就職者率 (就職者 ÷ 卒業者) 大学院進学率 (進学者 ÷ 卒業者) | ||
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年度 | 就職者率 | 大学院進学率 |
2023 | 69.3% | 27.5% |
2022 | 67.6% | 27.2% |
工学部
学生数 約1,600名 (男女比 9.5 : 0.5)
入学定員
機械工 154名
機械システム工 105名
電気電子工 120名
学部計 379名
大学院進学率 (進学者 ÷ 卒業者) | |
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年度 | 大学院進学率 |
2023 | 25.3% |
2022 | 27.2% |
情報学部
学生数 約1,400名 (男女比 8.5 : 1.5)
入学定員
情報通信工 90名
コンピュータ 90名
情報デザイン 70名
情報科学 60名
学部計 310名
大学院進学率 (進学者 ÷ 卒業者) | |
---|---|
年度 | 大学院進学率 |
2023 | 27.3% |
2022 | 21.6% |
建築学部
学生数 約1,500名 (男女比 6 : 4)
入学定員
まちづくり 85名
建築 145名
建築デザイン 115名
学部計 345名
大学院進学率 (進学者 ÷ 卒業者) | |
---|---|
年度 | 大学院進学率 |
2023 | 27.5% |
2022 | 26.7% |
先進工学部
学生数 約1,600名 (男女比 8 : 2)
入学定員
生命化 70名
応用化 95名
環境化 70名
応用物理 65名
機械理工 65名
学部計 365名
大学院進学率 (進学者 ÷ 卒業者) | |
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年度 | 大学院進学率 |
2023 | 29.9% |
2022 | 33.0% |
八王子キャンパスの概要
所在地 東京都八王子市中野町
学生数 新宿キャンパスと合算
校地面積 約*238,000㎡
交通アクセス
JR「八王子」駅 西東京バス(直通) 15分「工学院大学」下車
JR「八王子」駅 西東京バス 20分「工学院大学」または「工学院大学西」下車
京王線「京王八王子」駅 西東京バス 25分「工学院大学西」下車
JR・西武拝島線「拝島」駅 西東京バス 25分「工学院大学」下車
新宿キャンパスの詳細
3・4年次が通うキャンパスです。
新宿駅から徒歩5分!
という抜群のアクセスの良さを誇ります!
しかも地下街直結なので、雨や紫外線に晒されることなく通学できます。
まさに至れり尽くせりのアクセスです!
しかし…
新宿キャンパスではなく、もはや新宿ビルです!
周囲の高層ビル群と同化しています!
ですので校門・ケヤキ並木・中庭・芝生広場・噴水といったThe・キャンパス要素は皆無に等しいです!
校舎の外はオフィス街ですので、ビジネスマン・ウーマンが行き交っています!
そんな新宿キャンパスですが、実は*日本一高い大学校舎です!
*日本一高い校舎はモード学園コクーンタワー
高さ133m!
*明治大学 リバティタワー・*法政大学 ボアソナードタワーよりも高いのです!
*リバティータワー 120m
*ボアソナードタワー 122m
リバティタワー・ボアソナードタワーのようなランドマークっぽさがないため、意外だと思われるかもしれません。
パッと見、オフィスビルにしか見えないですからね^^;
八王子キャンパスの詳細
1・2と一部の4年次が通うキャンパスです。
八王子駅から4~5km離れた場所にあります。
八王子自体が東京最西部の都市なので、アクセスは良くありません。
3年次から新宿駅直結のビルに移るので、工学院の学生は郊外型と都心型、両極端のキャンパスに通うこととなります。
ただし所属する研究室によっては、4年次に八王子へ戻って来れるので
新宿は人多いし、ただのビルやし…
八王子が恋しい🥺
と思ってる学生は、あえて八王子の研究室に入るのもアリですね(^_-)
八王子キャンパスは郊外型と言うこともあり、自然に囲まれたのどかな環境です。
丘陵に沿って校舎が建っているので、キャンパス内は坂道や階段が多く、行き来が大変かもしれません。
キャンパスの下層には新校舎、上層には年季の入った実験・研究棟が集まっています。
そして八王子キャンパスの目と鼻の先には、とんでもない広さ・校舎を誇る創価大学があります。
その校地面積は
約870,000㎡!
工学院大学の230,000㎡もそれなりに広いのですが、創価大学の870,000㎡と比べるとどうしても小物感が出てしまいます。
しかしこればっかりはどうしようもありません。
たまたま近くに、創価学会の威信をかけて建設された大学・キャンパスができてしまっては、工学院クラスの大学ではなす術ないのです。
にも関わらず!
偏差値は工学院の方が高いという訳わからん現象が起きてます!
_
ちなみに両大学とも「八王子」駅からのアクセスはほとんど変わりません。
であれば広さ・校舎で圧倒する創価大学の方が上だと思いませんか?
違うんですよ!小物感が出てしまっている工学院の方が上なんですよ!
それだけ四工大の一角を担う工学院が、受験生から支持されているのか?
あるいは創価大学という時点で、受験生から敬遠されているのか?
大学キャンパスって奥が深いですね♪
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